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林業案件請負紹介マッチングサイト 林サク(紹介)

林サクと建サクの連動


森林の蘇生、林業の活性化、住宅産業の革新が連動して進む建設維新

 地球環境が危機に瀕している。そしてこの地球環境の改善の鍵を握っているのは森林である。わが国では、林業が経済的に破綻しており、森林整備従事者が激減し、森の手入れが行き届かなくなってきているのである。そのため、今、森林のCO2の吸収力が低下している。森をCO2を吸収する生きた姿に蘇生させるため、林業を活性化させねばならない。そのために、木材の需要を増やす必要があり、国産材を用いた家作りが重要である。すなわち、今、国産材使用住宅産業の振興が求められている。このために連携が必要である。それは、森を守る人達と、家を作る人達の連携である。森を守る人達をサポートする「林サク」は、住宅作りを進める人達をサポートする「建サク」と連携して、共通基盤のプラットホームを形成する。

 「林サク」は、木材を入手したいときに、それを供給してくれる人を探す、インターネットサイトであり、また、木材を売りたいときに、買いたい人を探すサイトでもある。さらに、林業、木材産業において、仕事をしてくれる人を探すサイトであり、仕事を探している人に仕事を供給するサイトでもある。

 一方、「建サク」は、建設業で、「この価格で、この仕事をしてくれる人はいませんか」とサイトのうえで応募者を募集するの対して「私にやらせてください」と応募者が手を上げ、意気投合すると契約が結ばれ、発注が行われるマッチングサイトである。受注者側は、仕事の波の中で仕事に穴があいたところを、受注して埋めることができ、発注者側は良質の仕事を安価で発注することができ、両者ともWIN、WINの関係が成立する。

 ところで、林業、木材産業の活性化において、最も重要な存在は、木材の最終消費者である工務店である。「建サク」は、この工務店の会員を多数持っている。従って、この「建サク」との連携は、林業、木材産業の活性化にとって、きわめて貴重である。

 林業が活性化してくると、山林従事者の人手不足が顕著になってくる。一方、建設業は完成工事高が年々減少し、仕事が不足してくる。そこで建設業者の異業種への進出は、緊急の課題となっている。森林業務の人手不足を、建設業の労働者が支援する。これは大いに有望な施策である。

 これは容易に実現する。「林サク」と「建サク」の連携により、これが容易に実現するのである。すなわち、「建サク」のサイトに「林業案件を手伝ってくれる人はいませんか」と募集すると、建設業界の人達の中から、希望者が出てくることだろう。始めて林業の業務に従事する人は、所定の講習等を受けねばならないが、これは「林サク」を開けば、すぐわかるように開示されている。

 「林サク」と「建サク」が連携して、プラットホームをなし、森林が蘇生する、林業が活性化する、住宅産業の革新が進展する。すなわち、これらが連動して建設維新が進展するのである。

早稲田大学ロジスティクス研究所
椎野 潤

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