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林サク事業本部

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TEL.03-6228-6771
FAX.03-6228-6772

コンセプト

地球環境の危機と森林の再生

 地球の生態系は、みごとな循環サイクルをなしている。植物は、窒素と炭酸ガスを採取して、有機物を作り出している。動物は植物を食料とし、これら動植物の死骸は、バクテリアが分解して元の窒素と炭酸ガスに戻している。人類が進めてきた建築生産は、作り続けるだけで、元に戻す努力に欠けていた。今後、地球環境との共生を考える場合には、元に戻す生産「逆生産」を本気で考えていかねばならない。
 ここで森林の再生の為の活動を、地球の進化との関連で考えていくことは難しいが、病の床に伏しているように見える地球の、健康を回復させることを目指した活動を行うことはできる。地球の健康を回復させるには、まず、大気を浄化しなければならない。そのために人間の活動の中で排出される炭酸ガスや有毒ガスの排出を抑制すること、さらに、炭酸ガスを吸収し、酸素を放出している森を健全な姿に育てることが、まず第一に必要である。
 しかし、日本の林業は、他の意味で破綻している。木材の流通は、古くからの複雑な経路を形成しており、日本人の人件費の高騰もあって、流通経費は著しく高額のものとなっており、外国産木材との競争で決まる製材品の製品価格から流通費を差し引くと、山元に残る金は、ゼロに近くなってしまう。
 これでは国産材の事業は、経済的に成り立たない。国産材の林業は、経済的に破綻してしまったのである。林業は放棄され、間伐や枝打ち等の山の手入れは行われなくなり、杉、檜の森は暗い林地となり、日光が樹木の足元まで届かなくなり、土中の生物相は貧相になり、大雨などで表土が流出しやすい荒れた山になっている。地域の林業従事者の数は、年々減少し、高齢化も急速に進んでおり、山間地に限界集落が増加している。
 すなわち、林業は今、瀕死の状況にある。これで、地域の過疎化も進行しているのである。また、これは日本の森が、このままでは地球環境の保全に対する力を失っていくことを示している。ここで国産材の需要を喚起し、林業を経済的に再生させ、森林を蘇生させねばならない。林業を再生させ森林を蘇生させる大きな国民運動を起こす必要があるのである。「林サク」はその和を拓くものである。

早稲田大学ロジスティクス研究所
椎野 潤